九左衛門は、近世の上層農家の形式を継承した大規模住宅です。
近代の発展を語る、主屋の座敷や銘木による精緻な内装。
漆塗りや金箔で荘厳な仏間、春慶塗で華やかに彩る前蔵の上質な蔵座敷。
山形県村山地方における屋敷構えを特徴とした、「明治期の南東北地方における上質な農家建築」 として高く評価されています。

最上川舟運・北前船により九左衛門に伝わった「雛飾り」は毎年3月にひなまつりとして公開し、雪解けとともに春の訪れを告げます。

周辺の紅花畑は7月上旬に見ごろとなり、黒塀と屋敷と蔵王、そして鮮やかな紅花が爽やかな風景を作り出します。

九左衛門の庭園には様々な樹木と花が植栽されており、特に11月中旬に鮮烈な色彩を見せる紅葉は必見です。