柏倉九左衛門家ガイドサイト

母屋OMOYA

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この母屋は、江戸時代、300年ほど前に現在の建物配置の原型ができあがりました。
その後も増改築や改装が繰り返され、時に、明治中頃の大規模修繕により母屋はほぼ建替えられました。
この大修繕は、計画から設計、材木の買い付けなど、完成までに11年の期間を要しました。
当時は、既に山形県内にも洋風建築様式が入ってきていた中で、柏倉家住宅の母屋は、あえて茅葺の大民家(だいみんか)を技術の粋を凝らして建てられており、明治期における大規模民家建築様式と技術の全てが集まった貴重な文化財です。